今後の成長分野として注目されている電気自動車、スマートグリッド、省エネ、パーソナルヘルスケア製品などは、HWとSW(アナログとデジタル)の融合物であり、協調設計なくしては成立しません。
しかしながら、昨今のデジタル・IT偏重傾向により、デジタル・ソフトウェア系エンジニアが注目される一方で、電気・電子系ハード技術者の減少及び技術力の低下が顕著になってきています。
また、長年の分業化およびアウトソーシングの活用は、技術者が習得する知識やスキルを仕事に活かせない職場環境を作り、結果として「電子立国ニッポン」としての地位が揺らぎ、国際的な優位性が希薄になって、この成長分野においても、他国に後塵を拝しています。
この分野で電気・電子系スキルの可視化する試験、E検定の研修講座、eラーニング講座は、勤続25年以上の設計・開発経験者が執筆した教材から構成され、設計の実務経験において培われる、優先度に応じた設計手法の取捨選択ノウハウなどを盛り込み、現場技術者としてのレベルアップを目的としています。
研修コンテンツの内容は既存のE検定教育教材と連動をしています。座学で補えるカリキュラムを提供しているため、各単元時間数がバラバラになります。今後例えば1日コースとして提供するにあたり、いくつかのコンテンツを組合せたり、新規コンテンツの追加等を行い、複数を組み合わせるカスタマイズ性の豊富な研修講座として提供を致します。
特長 |
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対象者 |
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効果 |
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レベル1:基本的な用語と概念を理解します。
レベル2:概念の応用を学習します。
レベル3:現場での問題解決に必要な知識を身につけます。
各講座の時間数は参加者の経験やレベルによりカスタマイズが可能です。
分類 | 講座名 | 時間(H) | レベル1 | L2, L3の一部が含まれます。 |
電気電子 | 電子回路 | 6 | ◯ | ◯ |
電気電子 | コンピュータとデジタル | 1.5 | ◯ | ◯ |
電気電子 | C言語 | 6 | ◯ | ◯ |
電気電子 | 電気回路 | 3 | ◯ | |
電気電子 | 半導体 | 1.5 | ◯ | |
電気電子 | 電磁気 | 1.5 | ◯ | |
専門 | 実装 | 3 | ◯ | |
専門 | 信頼性設計 | 1.5 | ◯ | |
専門 | 計測 | 3 | ◯ | |
機械 | 材料・加工 | 3 | ◯ | ◯ |
機械 | 機構設計 | 3 | ◯ |
◯ |
1)講座の形態
現在、オンライン講座、リアル対面講座のともに提供可能です。
主に法人向けに提供しています。
オンラインで使うツールについては、お客様のご要望で検討が可能ですので、一度、ご相談ください。
2)eラーニングとしても提供が可能です。
どなたでもご利用が可能です。
10年以上の開催実績のあるE検定は春と秋の2回、公開試験を行っています。
試験には全分野と基本分野に分かれ、またレベル1から3の範囲が出題されます。合否ではない得点式なので学習のスキルアップ確認に効果的です。
また、まとまった受験者をお持ちの企業・団体様にはオンサイト受験プランを提供しています。
電気・電子系技術者育成協議会
E検定運営事務局
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