電気・電子系技術講座のご案内

(オンライン・対面どちらも対応可能)

はじめに

今後の成長分野として注目されている電気自動車、スマートグリッド、省エネ、パーソナルヘルスケア製品などは、HWとSW(アナログとデジタル)の融合物であり、協調設計なくしては成立しません。
しかしながら、昨今のデジタル・IT偏重傾向により、デジタル・ソフトウェア系エンジニアが注目される一方で、電気・電子系ハード技術者の減少及び技術力の低下が顕著になってきています。

また、長年の分業化およびアウトソーシングの活用は、技術者が習得する知識やスキルを仕事に活かせない職場環境を作り、結果として「電子立国ニッポン」としての地位が揺らぎ、国際的な優位性が希薄になって、この成長分野においても、他国に後塵を拝しています。

この分野で電気・電子系スキルの可視化する試験、E検定の研修講座、eラーニング講座は、勤続25年以上の設計・開発経験者が執筆した教材から構成され、設計の実務経験において培われる、優先度に応じた設計手法の取捨選択ノウハウなどを盛り込み、現場技術者としてのレベルアップを目的としています。

 

研修コンテンツの紹介

研修コンテンツの内容は既存のE検定教育教材と連動をしています。座学で補えるカリキュラムを提供しているため、各単元時間数がバラバラになります。今後例えば1日コースとして提供するにあたり、いくつかのコンテンツを組合せたり、新規コンテンツの追加等を行い、複数を組み合わせるカスタマイズ性の豊富な研修講座として提供を致します。

講座の特徴

特長
  • 「E検定~電気・電子系技術検定試験~」で出題される電気・電子系の9分野を 8講座(+試験範囲外の機械系)で包括的に網羅
  • 全238の学習項目、収録問題数1,000問以上、合計70時間に及ぶ教材だから未経験の分野でも基礎から応用までステップアップ、 Webを通じた個別質問対応(eラーニングではL2, L3も充実)
  • 修了テストにて、各分野の理解度を細かい項目・難易度単位で数値化したレポートで確認し、弱点を可視化・克服(eラーニングでは修了テスト、リアル講座では確認チェックを行います)
対象者
  • 入社1~3年目程度から中堅レベルの技術者
  • 入社前研修や新入社員研修の基礎習得の社員
効果
  • アナログとデジタルの融合製品の開発に必要な基礎知識の習得
  • 設計・開発経験者執筆教材により知識の応用力の向上
  • 品質の考え方や解析力を習得

レベル体系

レベル1:基本的な用語と概念を理解します。
レベル2:概念の応用を学習します。
レベル3:現場での問題解決に必要な知識を身につけます。


講座と講座時間

各講座の時間数は参加者の経験やレベルによりカスタマイズが可能です。

分類 講座名 時間(H) レベル1 L2, L3の一部が含まれます。
電気電子 電子回路 6
電気電子 コンピュータとデジタル 1.5
電気電子 C言語 6
電気電子 電気回路 3  
電気電子 半導体 1.5  
電気電子 電磁気 1.5  
専門 実装 3  
専門 信頼性設計 1.5  
専門 計測 3  
機械 材料・加工 3
機械 機構設計 3

提供の方法

1)講座の形態

現在、オンライン講座、リアル対面講座のともに提供可能です。
主に法人向けに提供しています。

オンラインで使うツールについては、お客様のご要望で検討が可能ですので、一度、ご相談ください。

2)eラーニングとしても提供が可能です。
どなたでもご利用が可能です。