2015年11月29日(日)に電気・電子系技術者育成協議会主催における第3回目の「E検定 ~電気・電子系技術検定試験~」を開催しました。

実施内容

日時: 2015年11月29日(日)午前10時~午後1時

試験会場:

  東京会場 立教学院(東京豊島区)

  大阪会場 サムティフェイム新大阪(大阪市淀川区)

  名古屋会場 桑山ビル会議室(名古屋市中村区)

主催:電気・電子系技術者育成協議会

運営:株式会社フュートレック

協力:株式会社日経BP/株式会社日経BPマーケティング

検定試験運営事務:株式会社サートプロ

 

検定試験内容:

これまでに引き続き以下の分野を総合とし、これとは別に「電子回路」「デジタル」「電気回路」の基本3分野で試験を行う、基本分野試験を新たに設けました。

 

電子回路

デジタル

電気回路

電磁気

半導体

実装

信頼性設計

計測

コンピュータ

 

また、級認定制を導入し、優秀な成績を収められた方に称号を授与するように致しました。

 

総合分野:

基本分野:

 

 

 

 

 

総合分野試験

 

総合的に見ると、9科目と分野が多岐に渡るにもかかわらず、中央値は45と比較的高い値です。また分布も正規分布(釣り鐘型分布)で、半数の方々が上位側の得点を得られています。釣り鐘型分布であることから、技術レベルにおいて広く多様な方々が受験されたことが解ります。

 

 

分野別に見ると、実装、コンピュータ、電気回路、デジタル、電子回路の順に中央値が高くなっています。この中で、電気回路、デジタル、電子回路は設問数が重点的に配置されて、電気・電子系技術者の主体となる知識ととらえています。これらが上位の中央値に含まれたことは、積極的に専門分野を解かれている姿勢が伺えます。

 

レベル別に見ると、基礎のレベル1から応用のレベル3になるに従って正答数が下がっています。これは応用の設問が手応えのある設問であるためですが、レベル毎に正答率が下がるのは、しっかりと基礎から技術を習得し、さらに上へ延びようとしている受験者の様子が解ります。

 

級授与の受験者比率を以下に示します。

 

 

 

 

 

基本分野試験

 

総合的に見ると、総合分野100問試験と同じように受験者の成績は、正規分布(釣り鐘型)となっていて、半数の方々が平均値以上の成績を収められています。

 

分野別に見ると、電気回路、デジタル、電子回路の順に中央値が高く、特に電気回路が突出しています。電気・電子系において電気回路は基礎から重要な科目ですので、基礎からしっかり足固めをされている受験者像が伺えます。

 

レベル別も順当に基礎のレベル1が最も正答中央値が高く、レベルが進むに従って下がる方向です。これもしっかりと基礎技術から習得されていることが伺えます。

 

級授与の受験者比率を以下に示します。